つい先日、Aqours、というよりラブライブ初のライブツアー、”HAPPY PARTY TRAIN TOUR”が終わりました。
アニメに沿った内容の1stライブとは違う、シングル”HAPPY PARTY TRAIN”を冠したツアーなわけで…
アニメが終わって、その内容を1stに出し切ってじゃあ何をやるのだろうとずっと考えながらも名古屋から頭空っぽに参加してENJOYしてました。
しかしラブライブ!サンシャイン!!は物語と歌詞のリンクが非常に濃厚なコンテンツ。(だと思っている)
HAPPY PARTY TRAINはアニメストーリーに付随した曲ではなかったが、ラブライブコンテンツそのものに大きく付与したものだったのではないか、とツアーファイナルを終えて強く思いました。
ツアーの最中発表されたPDP。
ラブライブスクールアイドルフェスティバルALL STARS。
ラブライブの界隈では歴史的な出来事でして…
μ’sがAqoursと初めて会話したんですね。この発表の日までμ’sとAqoursは一切関わりを持たなかったんです。
アニメサンシャインにも出てこなかった。パラシュートで登場してくるアムロのように穂乃果が現れるなんてことはなかった。(Zガンダム参照)
故に、結構物議を醸しました。
純粋に喜ぶ声もあったり、原理主義的な発言もあったり、μ’sは終わってAqoursが頑張ってるんだから今更…など悲喜こもごも。
発表の日、司会の伊波杏樹さんとスペシャルゲストとしてサプライズ?で新田恵海さんが登壇。そこでAqoursのリーダー伊波杏樹さんがμ’sのリーダー新田恵海さんに向ける眼差しは嬉しさと憧れでしかなかった。
μ’s FINALライブの日、Aqours9人はμ’s9人に挨拶をした、という話をアニメが始まる前ぐらいの課外活動放送で話していたのは覚えていますが、彼女たちは決して人が見えるところで繋がらなかったんですね。
彼女たちは声優さんなので別の仕事でμ’sの誰かと一緒の現場になることがあるのですが、同じ現場にいた声優さんとTwitter相互フォローしあうことはよくある(そういうのを監視してる気持ち悪いオタク)んですが、μ’sとAqoursは頑なにそれをしなかった。
いくらニアミスしても絶対にフォローしなかったんです。
その発表を境に、μ’sのあるメンバーはAqours9人を一気にフォローしたり
あんちゃんと2shot?
そして木皿さんと、久しぶりの音ノ木坂ジャージ☺︎うれしい告知もできて、今日はすてきな1日だ✨ https://t.co/4iNbMCe79F
— Nitta Emi (@nittaemi85) 2017年9月21日
ありがとうございます!!!!
全力で頑張ります(*`・ω・´)!!— 伊波 杏樹 (@anju_inami) 2017年9月21日
これからライブのあるAqoursちゃんを激励してくれたり…
これがツアーファイナル前の大きな出来事でした。
そしてメットライフドームで行われたライブではこのPVが発表されます。
μ’sとAqoursのキャラが、会話してるんです。
時系列的な問題はもはやスーパーロボット大戦みたいなもんなので細かいことをごちゃごちゃ考えるなというところですが。
まあ…やはりそれでも複雑な心境な方たちもいると思うんです。
原理的主義でもあったり、Aqoursちゃんのためのライブなんだからμ’sを出してしまうことで霞んでしまうことを懸念したり…
1日目のライブの発表が初出だったので、このPVの後のキャストのコメントが非常に印象的でした。
逢田梨香子さんはどう受け止めてもらえるか不安だった、と。
伊波杏樹さんはまっすぐな憧れで、これが実現したことにまさに奇跡だと例えました。
私自身、逢田梨香子さんがそう思うところに共感しつつも、一言で言い表せない色んな思いが去来しました。
彼女たちだってネットに目を通してないわけじゃないので、ネガティブな意見は私たちなんかより沢山目にしていたはず。
それと同時に、伊波杏樹さんの奇跡だ!という笑顔にも圧倒されました。
彼女たちはラブライブが好きだから、私たち以上にμ’sが好きなんだな、と…
2日目では名前を読んでもらえたことや、矢澤にこの”にっこにっこにー”に歓喜。
(スクフェス感謝祭の放送でこれをやりかけて止めた、というエピソードもある)
思えば彼女たちがラブライブに抜擢された頃はまだμ’sがFINALを迎えるなんて知りもしなかっただろうし、漠然と一緒にステージに立てる・歌える、ぐらいに思っていたかもしれない…
そしてμ’sはFINAILを迎えて、Aqours9人は彼女たちだけでラブライブを担うこととなったんです。
そこでHAPPY PARTY TRAINの歌詞に戻ります。
開いた花の香りから 受け取ったよ次の夢を
彼女たちは1stライブ、2ndツアーライブ、各種イベント等をこなして成長してきました。
満を持して発売された3rdシングル、HAPPY PARTY TRAINは明確にμ’sから夢を受け取ったととれる歌い出しから始まります。
そしてHAPPY PARTY TRAIN TOURが始まって、PDPの全容が発表された…
ラブライブがあったからμ’sがいて、μ’sがいるのがラブライブであって。 ラブライブが続くからμ’sもずっと残るのであって。 ガンダムだってファーストがあって、Zガンダムがあって、ZZガンダムがあって。 そして逆襲のシャアでアムロとシャアが帰ってきた。 FINALライブのえみつんの言葉を思い出してくれよ。 「いつかまた、約束は出来ないけど戻ってきます!」 一語一句合ってるかどうかはわかんないけど、彼女なりに出来る限りの約束を残してくれた。 だから彼女が帰ってくるべき場所としてラブライブがあるべきであって、だからラブライブってガンダムなんだよな。 笑っちゃう話だけど、まあサンライズだし。
半ばネタ的に、でもそうなって欲しいと書いた一文だったけど、その通りになったんです。
Aqours9人のがんばりがμ’sをラブライブにもう一度引き寄せてくれたとも言える。
迷わず乗ったら PARTY PARTY TRAIN to go!
意外な人が側にいた?
このブログは読書感想文みたいなもんなんで、個人的な解釈に過ぎませんがね…
現実は青春ストーリーじゃなくて、企業の活動に過ぎないわけですから。
今回のシリーズでは歌そのものがストーリーラインに深く刻まれており、特に1stシングルに入っている3曲+2nd表題曲がテーマが組み込まれていました
しかしながら思うのは、サンシャインの一つ一つの歌に込められた意味が本当に深い。
勝手な解釈で勝手に違う方向に考えているのかもしれないけど、”HAPPY PARTY TRAIN” は今までの”サンシャイン!!”の歌ではなく”ラブライブ!”の歌なんだと、ツアーファイナルを迎えて思うところです。
このツアーをやることに、コンテンツ全体に大きく付与する意味があったんだと。
Aqoursはその大役を担ったんです。そしてそれはこれからも…。
皆様ご乗車ありがとうござました。
最高のライブでした! pic.twitter.com/jrkmmU6G3B— 酒井かずお (@okazuon) 2017年9月30日
まあ、そんなことは置いといてもμ’sとの会話に無邪気に喜んでいた彼女たちを見て、それは本当に嬉しかったなあって思いますけども。
「ラブライブ! サンシャイン!!」3rdシングル「HAPPY PARTY TRAIN」 (BD付) (メーカー特典なし)
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